弘法大師は、実は筆を選んだ。〜まいけるのデッサン道具〜

おはようございます。執行部書記 g です。

突然ですが、「弘法は筆を選ばず」って言葉がありますよね。

「一流の人間は道具に拘らない」そんなイメージのある言葉です。

弘法大師は書の達人でしたが、我らが部長はデッサンが上手。
上部メニューのDRAWINGには過去描いたものの一部を掲載していますが、
どうでしょう?上手ですよね?

そんなデッサンはどんな道具で描かれているのか、
動画企画に絡めて、ご紹介したいと思います。

まず、これがなくては始まらない鉛筆!

1本140円!! 三菱鉛筆の鉛筆「ハイユニ」

これは所謂、高級鉛筆と呼ばれる部類の鉛筆になります。
選んでますね、しっかりと。

しかし、まいけるが物凄く拘っているかと言われればそうではなく、
デッサンをするとなると、「ハイユニ」か「ステッドラー」か、ごくごく一般的なチョイスなのです。

次に、描いたら消したくなるのが人と言うもの
消しゴム・練り消し!

過去動画で何度か登場していますが、まいけるの愛用は

伊研のネリゴム 1個180円

文字を大にしましたが、これも一般的。

総じて、デッサンに使われる道具は飛び抜けて高価ではありませんが、
今回の紹介動画ではこれらの愛用品を使わず、激安鉛筆でデッサンを行なっています。

まずは、鉛筆。

これですね、1ダース100円の鉛筆!
そして、なんと

そう、消しゴム付きなのです。
高級鉛筆とネリゴムで描いていたデッサンを
税込108円/12=9円 一本9円の鉛筆で描いていきます。

ただ、ドラマチック(意味は解説〜石膏デッサン編〜を参照)を捉える為に
もう一つアイテムを準備。

そう、妖怪ウォッチティッシュ!!
妖怪ウォッチであることに意味は無いとは思いますが、

このティッシュも使いながらデッサンをしていきます。

モチーフはこれ、ウイスキーです。
部長が愛飲していると言うことに若干の驚きはありましたが、
飲めるし、描けるしで一石二鳥です。

当たりを取りながら書き進めますが、修正が一苦労です。
なにせ、消しゴムが・・

これです。
大まかに当たりをとって都度修正していくのには不向き!

しかし、我らが部長まいけるは苦戦はしながらも描き進めます。

あれ?普通に描けてない?

そう、普通に描けているのです。
完成がこちら。

「弘法は筆を選ばず」

実は、この言葉の真意は、弘法大師のような達人であれば、
筆の良し悪しは関係なく、良い物が書ける。

弘法大師のように書に優れている者なら、筆の善し悪しは関係ないという意味です。

1本9円の鉛筆と妖怪ウォッチティッシュで描き上げたデッサンは、
完成度も高く申し分無いですが、
ハイユニのノリの良さ、ネリゴムの修正力を駆使して描かれたデッサンが
より魅力的なのも事実だったりします。

筆を選ばないのは確かにすごいが、
だからと言って筆を選ぶより優れているわけではないということも、また事実。

作品を作る全ての人には、道具に驕ったり、またはスキルに驕ったりせず、
より良い作品を目指してもらいたいなと思っています。

ちなみに弘法大師は自分で使う筆は選び抜いて、書体によって使い分けていたとか

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